星野ジャパンに物申す

 オリンピック終盤になり日本のメダルの数が決まってきた。思わぬメダル、取りこぼしなど悲喜こもごも。
その最たるものが野球だ。戦前から金メダルを持ち帰ると豪語した星野ジャパンが惨めな4位に終わった。
大学仲良し組みで固めた監督コーチ陣の人選ミスに尽きる。日本の先輩・恩師に頼るコーチングシステムは
限界に来ている。元メダリストといえども指導に精通しているとはいえない。優れたコーチによってめきめ
き腕を挙げる例は枚挙に暇がない。よい例が中国のシンクロナイズだ。瞬く間に日本を脅かす存在になった。
少し前まで無名だったスペインもロシヤのコーチによってロシヤに次ぐ位置に上がっている。過去に拘らず
その道の優れた指導者を選ぶべきだ。その展今回の星野ジャパンは殿様ばかりのコーチ陣で選手は萎縮して
しまって普段の力が出せない。主脳陣がプレッシャーを掛け捲っている。全ての競技に共通する課題だ。