勇敢な警官と船員の無事帰還

 この度の警察官の殉職は、警察官の不祥事の多い昨今心温まる
ニュースであった。宮本警部は交番勤務に徹して30年勤めた。
地域に親しまれる警察官は最近少ない。何かあらを探すような目
付き。最近は警察官から親しみを込めた笑顔は少ない。
そうした時今回の身を挺しての行動は胸を打つものがある。夫人
の会葬のお礼の言葉の中で、「主人はこうした行動を取る人で、
私は主人を誇りに思います」と健気に語った。
これがきっかけになって警察官の士気が上がればと思う。


沈没漁船の乗組員とカメラマンが無事救助されたことは喜ばしい。
船長はもう一日助からなければ誰かが死んだろうと語っている。
冬の海は暖冬といえども厳しく、まして浸水する狭い筏のなかは
さぞ辛かっただろう。海に慣れないカメラマン辛さは想像がつく。
それにしても衝突したフェリーは全く分からないといっている。
この会社は以前にも事故を起こし、保安庁から処分を受けている。
この船はかなりの高速船で先を急いでいたようだ。それにしても
小型とはいえ船1艘が沈没するほどのショックが全く無いもは可笑
しい。何か裏がありそうに思える。