BIGの救済ならず

BIG3の救済法案はアメリカ上院で否決された。今の経営再建策ではまたいずれ行き詰まり救済した金が無駄金になって
仕舞うとの見方。いったいBIG3は何をやっていたのか。燃費の悪い大型車を作り続け、地球温暖化が叫ばれて久しいに
も拘らず、顧みなかった。経営陣も高い報酬を取りながら経営改善をしなかった。労働者も組織に守られて高賃金をとり続
けた。専門家の見方では破産即ち生産停止になる可能性もある。アメリカの自動車産業が崩壊すると日本の電子メーカーは
大きな損害を被る。今の自動車は電子の塊で、その部分を日本メーカーが担ってきた。それにアメリカ経済の落ち込みで日
本の自動車も売れなくなる。トヨタも来期は赤字の予想だ。対岸の火事ではない。