明と暗

 今回のアメリカ大統領選挙は圧倒的な差おもってバラク・オバマが当選した。その勝利宣言の素晴らしさは
言語の違う我々の心をも打った。リンカーンの言葉を引用、更に人種や考え方の違いそ、して自分を支持しな
かった人々の大統領になる。WE CAN CHANGEを集まった群衆に絶叫させた。正に集団催眠に掛けた。



一方、暗の方はトヨタの来年の業績の見通しが大幅な下方修正を公表した。収益1兆円減、これは多きいい。
当然リストラの嵐が吹く、裾野の企業の打撃も大きい。日本経済の先行きは暗いものとなった。アメリカ発の
サブプライムローンの挫折は全世界の経済を大きく蝕んだ。際限を知らない人間の欲望の成れの果て。
しかし、その欲望の恩恵に預からないで、被害ばかり受ける貧しい人々は誰が救うのか?。