長野 聖火騒動

 長野のオリンピック聖火騒動は、混乱はあったものの聖火その物やランナー自身には問題が無く終了した。
警察は全力を挙げて聖火を守った。それにしても中国人が6000人と聞き、何か中国政府の意図が感じられる。
ヨーロッパでの妨害活動から見ていて、日本は中国に近く集まりやすかったのか?。 チベットの騒乱以来
中国は神経質になっている。チベットの人権問題が世界に伝播し国際社会から非難を浴びているが、どうも
人権意問題は無く内政問題として済まそうとしている。

以前見た映画で白人がチベットに旅行し、法王の後継者と知り合う。王子は白人が語るさまざまな世界出来
事を習得する。やがて法王になったとき中国人が進入して占拠してしまい、仏教王国は中国共産軍の支配下
に置かれる。チベットの軍隊は装備も古く、到底中国軍の敵ではなく、忽ち制圧されてしまった。中国共産
軍は支配者となるという筋だと思う。題名は忘れたがブラットビット主演だった。

中国は、力の弱い隣接国を悉く侵略し中国領とした。謂わば帝国主義である。中国の主張はそれらの民が為
政者の下で奴隷として扱われていたので開放したという。果たしてそうなのだろうか、疑問に思う。圧政にに
苦しむなら革命を起こしそれを手助けしたというならば許せるが、あきらかに侵略しているのである。