伊藤市長の弔い合戦ならず

 長崎市の地方選挙は、伊藤市長の弔い合戦はならなかった。
同じ3日前届け出の田上候補が当選する。7,000票という事前投票に
かなり伊藤前市長の票が入っていたことだろう。伊藤陣営は諦め切
れないと思う。
田上氏は世襲反対を唱えそれが功を奏して当選した。今まで長崎の
人でない横尾氏に対して市民は田上氏を選んだ。


先日起きた暴力団組員による拳銃立てこもり事件は、もっと速やか
に事件の終結が出来なかったかと思う。人質もなく犯人一人の立て
こもりに、大げさにやれ特殊部隊だのと大勢の警察官が右往左往し
て見っともない限りだ。部屋のなかの状況を早く察知し、説得する
なり突入するなり半日もあれば片がつくだろう。へっぴり腰の捜査
官では、いざ大きな事件が起きたらお手上げだ。だが警察のほかに
誰が事件を解決するのか。警察よしっかりしてくれ。

最近のやくざは焼きが廻っている。以前は仮に傷害事件でも凶器を
持って「ご迷惑をかけました」と警察に出頭してきたものだ。
例え組の差し金であっても、鉄砲玉でももっと肝が据わっていた。
経済やくざなどと格好を付けているが、随分と小粒になったものだ。