国旗・国歌に違憲判決!

 都の条例に(国旗・国歌の強制)に違憲判決が出た!
勝訴した原告側は万歳をして喜んでいた。
私は、国旗は別に日の丸でなくても良いが、国旗はなくては困る。
ナショナルフラッグがない国はない。
日の丸が先の大戦のシンボルであるという主張は分からぬわけで
はない。
 いま一国平和主義に対して、自民・民主両党は憲法改正して自
分の憲法を持とうとの動きがある。
 私は不思議であらないのは、左翼系の有識者や文化人が現憲法
を後生大事に抱え、憲法護持を叫んでいる。
左翼の人たちは、米帝国主義は敵であると反米運動を行ってきた。
然るに米帝国主義の下に作られた憲法を擁護しょうとする、その
矛盾がわからない。
彼らなりに、憲法を修正したものを世に示すべきではないか。

このたびのイラクに対する自衛隊の派遣は必ずしも賛成ではない。
アメリカに肩入れする余り一線を越えてはならない。
自衛隊は、発足から今日まで、一人の犠牲者を出していない。
これは誇れることだ。今後、憲法改正で他国に派遣され、死傷者
が出る可能性もある。だからといって、法の下で出兵したとき、
犠牲者が出ない保証はない。国際的警察活動は参加すべきである。
だから改正に反対と単純に考えてはいけないと思う。
今回のイラク戦は、アメリカの勇み足としても、今後起こる世界
の紛争に国連軍として参加する可能性は充分ある。これは国連中
心主義を標榜するわが国としては避けて通れない。
現に、紛争に参加した国連軍では多くの犠牲者を出している。
この現実に、左翼の人たちはどう対応するのか。日本だけは銃火
あるところは勘弁してくださいといって通るものか。どんな主張
でも、それを守るために犠牲を払うことがある。彼らにその覚悟
があるのか。国内でも警察官の犠牲者の数は少なくない。しかし
誰かがその任務を背負い、市民は安心して暮らせる。
こうした時、ただ国旗・国歌反対ではなく、代替案を出すべきだ。
私たちはこうして生徒を教育し、こうして社会に貢献できる人材
を育てますと。